大事に扱ってね
 農家から直接のみかんと、お店やスーパーで買った時のみかんでは、同じ糖度、酸度であっても農家から直接送ってもらったみかんが美味しく感じられます。
 市場出荷の場合、みかん収穫後、収穫かごから、洗浄、選果機、ワックス、コンテナ、ダンボール、量販店の小分け、店の棚、買い物袋と揉まれたり転がったりして、「こく」や「みずみずしく」感じられなくなるのです。
一部にみかんを揉めば甘くなると信じている人がおりますが、みかんを揉んでも糖度が上がるわけでもありません、揉むことにより、クエン酸の量が僅かばかり減少しますが、決して揉んだりしないでください。 
みかんの保存
みかんは、10度〜20度Cが保存が良いと云われています。どうしても、部屋が暖かい場合は冷蔵庫の野菜室で10度〜15度Cに入れると良いですが、出来るだけ涼しい室内で保存する事をお勧めします。段ボールやビニール袋に入れておくと、みかんは木から採った後も生きているので熟していきます。この時エチレンガスが発生して腐敗を進めてしまいますので時々蓋を開けて中のガスを抜いてください。
 一般のみかん農家では収穫直前に「腐敗防止」の農薬防除を行うのが普通です。これは腐りをブロックしているクエン酸が減少して時間の経過と共に「腐り」始めるので、腐り始めた果実から腐敗菌が他の果実に移らない予防です。
 当園のみかんは腐敗防止剤の散布は行っていないので、保存中の腐りには十分注意してください
みかんを食べて黄疸?
みかんを沢山食べると手のひらや足の裏が黄色くなりますね。みかんの黄色い色素が毛細血管から、手足に出でてくるためと言われ、肝臓が悪い時に出る「黄疸」と違い健康に何ら影響はありません。区別をする簡単な方法は、白目が黄色かったら黄疸かとおもい、医者の診断を受けるようにしましょう。
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肝臓・糖尿・ガン・動脈硬化等々に
 「β-プリプトキサンチン」は以前からガンの予防に効果があると云われている。この「β-プリプトキサンチン」はみかんの粒に多く含まれ、その含有量はオレンジの十倍という。
 平成17年11月16日「産経新聞」健康覧に詳しく書かれているのでお読み下さい。
忘年会前はみかんを食べて
 年末はどうしてもアルコールを飲む機会が多くなり、ややもすると肝臓を痛めてしま恐れがある。
 一日にみかんを2,3個食べている人は、一日にビール大瓶一本程度呑む人であっても肝機能のγ-GTPが、あるこーるを殆ど飲まない人と同じ程度に抑えられているという。
 十二月はみかんも美味しくなるので、是非みかんを食べて忘年会に行こう(*^_^*)